2月の最後の羊、宮廷晩餐へ

1. 羊の宮廷晩餐:2月の締めくくり、最後の羊

2月の終わりは、少しだけ気持ちが乾きます。
予定に追われ、寒さに肩がすぼみ、気づけば月末。
だからこそ、月末は、自分に戻るための小さな儀式にしてほしいのです。

灯りを落とした席で、湯気の立つ皿を待つ。
それだけで、3月へ向かう呼吸が整います。

マシャールの宮廷料理は、格調を守りながらも、毎日食べられる軽やかさを大切にしています。
スパイスは力で押さず、整えて、ほどく。
月末の身体に残りやすい重たさを避け、胃もたれしない余韻へ導きます。

今月の締めくくりにお届けするのは、【羊の宮廷晩餐:2月の締めくくり、最後の羊】。
主役は、今月最後の羊。
羊の滋味を、静かに、しかし確かに引き出します。

2. 二つの入口、味は一つ

今宵は、同じ本質を二つの形でご用意しました。

  • マトンダムビリヤーニーコース(5,800円)〔1名様より注文可能〕
  • ビリヤーニープレート(3,800円)〔1名様に最適な宮廷の縮図〕

壺で蒸らすダムビリヤーニーと、プレートのビリヤーニー。
製法の核は同じです。
香りをまとわせた米と、羊の旨みを受け止めるスパイス。
その本質的な味は変わりません。

違いは、お客様の人数と、夜の過ごし方にあります。
お一人なら、最初から最後まで過不足なく整ったプレートが、最も美しく収まります。
ご友人やご家族となら、壺の蓋が開く瞬間の高揚が、会話の輪郭を深めてくれます。

3. 待ち時間は、香りを育てる時間

ダムビリヤーニーは、壺の中で20〜30分、静かに蒸らします。
急がせない。焦らせない。
香りが角を取り、旨みが丸くなるまで待つ。
宮廷の台所が大切にしてきた所作です。

その時間を、何もせずに過ごす必要はありません。
むしろ、ここからが贅沢です。

まずは名物タンドール料理を。
400度の窯が生む薫香は、羊の余韻と相性がよく、待ち時間を香りを育てる時間へと変えてくれます。

熱を帯びた香りがテーブルに届くころ、壺の中でも、米がふっくらと息をし始めています。

4. ビリヤーニープレートは「最も賢明な選択」

プレートは、タンドール料理とサラダ、カレー、そしてビリヤーニーが一皿に揃う、宮廷の縮図です。
選びやすく、食べ疲れない。
けれど軽すぎない。

初めての方にも、通の方にも、静かにうなずける構成にしています。
お一人様でも最高峰の羊を味わってほしい。
その配慮を、最も端正な形にしたのが、このプレートです。

5. オーナーからのメッセージ

マシャールに来て、タンドールを召し上がらずにお帰りになるのは、少しだけ惜しい。
これは煽りではなく、長く台所に立つ者の、穏やかな本音です。

壺を待つ間に一品。
プレートでも、まずは一口。
窯の薫香が入ると、羊の旨みはさらに澄み、ビリヤーニーの香りは深く落ち着きます。

6. 2月の集大成となる夜

2月の集大成となる夜です。
お一人でも、連れ立ってでも。
最適な形を、こちらが静かにエスコートします。

自分を労うための席を、どうぞお早めに確保してください。


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